何層にも重なった生地を「本」に見立てた レトロシックな本棚のパッケージデザイン

かわいいデザイン
Pocket

3月4日はバームクーヘンの日。バームクーヘンの国内パイオニアとして知られる、株式会社ユーハイムが制定した日なのだそうです。一説によれば、1919年3月4日に開催された即売会でカール・ユーハイム氏(同社創始者)がバウムクーヘンを出品したことをきっかけに、日本でバームクーヘンの歴史が幕を開けたとのこと。バームクーヘンといえば、何層にも重なった生地が特徴のお菓子。ドイツ語で「木のケーキ」という意味であることからも、「木の年輪」をイメージする人が多いでしょう。今回はそんなバームクーヘンを、「本」に見立てたお菓子をご紹介します。



パッケージ紹介

EN VEDETTE(アン ヴデット) の「リーヴルクーヘンプティ」。リーブルはフランス語で「本」を意味し、その名の通り、何層にも重なった生地が本をイメージさせるバームクーヘンです。パッケージデザインもそれに合わせて、本をコンセプトにつくられています。

バームクーヘンを包む白いパッケージは、ブックケースのような見た目が本そのもの。そして、本(バームクーヘン)を収める箱は、本棚をイメージして作られています。本棚は木目調で、重厚感のある深い茶色が印象的。正面の左下に入った店名のロゴも、シンプルながらもよいアクセントです。横から見ると斜め角度がついており、本(バームクーヘン)が取り出しやすいようデザインされていることがわかります。



分析と個人的見解

本棚をモチーフにした箱の中に、本に見立てたバウムクーヘンを詰める。その発想が、なんとも面白いパッケージデザインです。全体的にシックで落ち着いた色味なので、どことなくインテリジェンスな雰囲気を醸しているのも、このパッケージデザインの大きな特徴でしょう。

また、バームクーヘンを包む本のパッケージにも、こだわりがキラリと光ります。実際の本のように背表紙が丸背だったり、表紙にタイトル(店名)が入っていたり。細部まで本らしさにこだわった装丁なので、本好きの人にはたまりません。

実はこちらの「リーヴルクーヘンプティ」は、2022年11月にパッケージをリニューアルされました。より「本棚らしく」という想いから生まれたデザインとのこと。本や本棚といったコンセプトを、真摯に追求しているのが伝わってきます。

こちらのパッケージは、現役の秘書さんからも好評なのだとか。秘書といえば職業柄、あらゆる手土産に精通している“手土産のスペシャリスト”です。では、どのような点が人気なのでしょうか。Instagramで人気のアカウント「現役秘書おすすめの手土産」のvol.22で取り上げられた際、「現役秘書の皆さんからの、おすすめコメント♪」として以下のようなコメントが紹介されていました。

▼接待の手土産(@g_temiyage

「小ぶりで美味しいく、食べやすいです。デザインも上品なので、手土産にピッタリですね」(秘書歴6年・商社Uさん)
「可愛い見た目と手頃な値段が嬉しいです。日持ちもするし、東京でしか買えないというのも珍しくていいですね。」(秘書歴8年・製造業Oさん)

現役秘書おすすめの手土産~vol.22~より)



もちろん秘書の皆さんに限らず、多くの人に支持されているパッケージ。SNSでは、さらにさまざまな評判が挙がっていました。

<Instagram>
「パッケージデザイン
素晴らしすぎる
r0447さん
可愛い箱入りなので手土産にしたり
EN VEDETTEさんの焼き菓子好きです」(@autumn.moon_さん)

「本のような、洒落たパッケージ
渋谷スクランブルスクエア限定頂きもの
バームクーヘンになるのかな。
美味しかったです」(@narikope_hさん)

「アン ヴデット)のリーヴルクーヘンプティ!!
開けるのがドキドキの素敵な箱入り
どの味も最高!!」(@harumi1369さん)

「ケーキを買ったEN VEDETTEのリーヴルクーヘンプティ、
ふわふわのバウムクーヘンです
バナナと紅茶味
本みたいな箱に入ってて
ギフトにも使えるみたい」(@shinji.takeさん)

「本棚のようなオシャレ&可愛らしいパッケージに惹かれて “リーヴルクーヘンプティ” をおうちカフェ用に(笑)お持ち帰りしてきました。
このパッケージはスクランブルスクエア限定のもの
限定に弱い私」(@saori.styleさん)

<Twitter>
「いただきもの。「本棚と本!?」と開けてみると、焼菓子が入っていたのでした。」(@art_and_bookさん)
「EN VEDETTEのリーヴルクーヘンプティ。焼き菓子を開けた瞬間のアルコールの匂いが苦手なんだけど、これはしないのよね。カットされたバームクーヘンが入ってるんだけど、本棚みたいな見た目も可愛い。入れ物だけ持って帰りたかった。笑」(@tvxq22ajさん)
「仕事場の人が確保してくれていたお菓子はリーヴルクーヘンプティだった。 本の形の箱が気になっていて、自分でも買おうかと思っていたやつ!嬉しい♪」(@eieisake68さん)



本(バームクーヘン)を取り出すワクワク感が楽しいパッケージ。ティーカップの横に並べて、優雅な自分だけのブックカフェなんていかがでしょうか。





<EN VEDETTE リーヴルクーヘンプティ 商品ページ>