オーガニック原料によるナチュラル化粧品を取り扱うuka。いずれもこだわりの製品ばかりですが、今回は「日本パッケージデザイン大賞2015」で金賞を獲得した、「uka nail oil takeoff 13:00」をご紹介します。製品コンセプトにマッチしたパッケージは、手に取る人々の心を穏やかにしてくれそうです。
ご紹介するパッケージ「日本パッケージデザイン大賞2015受賞 ナチュラル化粧品を取り扱うuka」
ukaイセタン羽田ストア レディスのオープンを記念して作られた、数量限定のネイルオイル「uka nail oil takeoff 13:00」。パッケージもオリジナルで制作されました。オーガニック原料を使用し、香りは人気の13:00。合成保存料や合成香料等をまったく使用しないという身体への優しさが、パッケージにも表れています。
一見すると、白くシンプルな筒型のパッケージ。イセタン羽田ストア レディスのオープン記念製品というだけあり、パッケージには飛行機が描かれています。しかしネイルオイルを取り出すため筒を開けてみると、そこに現れるのは色鮮やかな青空。シンプルなパッケージに、青色がひときわ目立ちます。しかも青色デザインはなんと30種類にもなり、複数購入するといろいろな青空が楽しめるという遊び心のあるデザインです。製品を手に取ったら、パッケージを開けるのが楽しみになってしまいます。
このパッケージは、「日本パッケージデザイン大賞2015」で金賞を授賞。応募総数1430点もの中から選ばれました。しかも、WWD beautyによって行われたパッケージNo.1を決める「P1グランプリ2014」でも見事に1位に輝くなど、広くそのデザインが認められています。
パッケージに関する分析・見解
ukaのオフィシャルサイトでは、この「uka nail oil takeoff 13:00」について次のように紹介されています。
午後の眠気にリフレッシュと元気のチャージを。リフレッシュのミント・レモン、元気をサポートするパインなどの爽やかな香りに、リッツァクベバの広がりとマージョラムの香りのスパイスが、爽快感に加えて高揚感を高めます。すっきり感と湧き広がるポジティブな感覚が広がります。仕事中にも使用できるように、肌触りさっぱりと保湿します。
爽やかな香りは、まさに青空の広がるパッケージデザインにマッチしていると言えるでしょう。仕事中の利用も想定されていますが、オフィスに置いておいても、シンプルなデザインは邪魔になりません。少しだけ青空デザインを覗かせておけば、見た目だけでもリフレッシュできそうです。
ネイルオイルはいつも持ち歩き、“キレイ”を保つためのアイテムです。よく目にするものだからこそ、パッケージにもこだわる。キレイになるだけでなく、使うことが楽しくなるような工夫が、このパッケージには施されていると言って良いでしょう。ふとした瞬間にパッケージを手に取り、青空デザインを眺めながら小休憩。そんな時間をオフィスで過ごす、女性の姿が目に浮かぶようです。
このパッケージから学べること
今回のパッケージのポイントは、デザインの種類が豊富であることです。筒を開けると青色のデザインが現れますが、その種類が30種類もあるのです。
この種類の多さが、「口コミ率の向上」というような効果を生む可能性があります。
化粧品は「口コミ」が売上を左右する重要な指標ですが、パッケージを30種類も制作することで、全種類のパッケージを揃えたいというような熱烈なファンの出現が期待できます。
事実、ツイッターでも「@hana_camera uka takeoff シリーズの第二弾『uka nail oil takeoff 24:45』がこれまたステキ」というようなツイートがあり、香りの違うシリーズのパッケージ写真と一緒にツイートされています。
さらにそれだけでなく、女性同士が「ねぇ、どんなネイルオイルつかってるの?」というような会話をする時、「これだよ。すごくいい香りがするんだけど、それだけじゃなくて、このパッケージ、30種類もあるんだって」というように、会話を弾ませるコンテンツにもなりえます。
実証できる根拠まではネットでは探せませんでしたが、あくまで可能性として十分考えられます。パッケージのデザインの種類を増やすということは、粉のような効果が期待できるのです。
パッケージの紹介
「uka nail oil takeoff 13:00」は下記のサイトから購入できます。会社のデスクにおひとついかがですか?