独特な色使いで幻想的なパッケージデザイン!人気キャラクターとのコラボで女性から大人気

独特な色使いで幻想的なパッケージデザイン!人気キャラクターとのコラボで女性から大人気 かわいいデザイン
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多くのタレントや有名人にもファンを持つ絵子猫氏。様々な媒体へのイラスト提供をはじめ、広告や商品デザインなど幅広く手がけています。そんな絵子猫氏は色を自在に操り、独特の世界を描くアーティスト。自身のデザインを用いたコスメや小物、ステーショナリーなど、ECONECOブランドとして各種商品が数多く販売しています。その中で、今回はサンリオのキャラクター「キキ&ララ」とコラボレーションした「キキ&ララ 極薄ネイルステッカー エコネコデザイン/コスモ」を通じ、パッケージデザインの人気に迫ります。

ご紹介するパッケージ「キキ&ララ 極薄ネイルステッカー エコネコデザイン/コスモ」

ご紹介するパッケージの詳細サイト
(2015年3月30日ではページの存在を確認。今後運営側の事情によりページが削除されることもあります)

広告や挿絵など多方面で活躍する傍ら、そのデザインを活かした様々な商品が販売されています。オリジナルデザインはもちろん、今回取り上げる極薄ネイルステッカーでは「キキ&ララ」とコラボするなど、限定商品も多いようです。

「キキ&ララ」と言えば、男女問わずイメージできる有名なサンリオキャラクターでしょう。しかし絵子猫氏の描く「キキ&ララ」は、私達の知るそれとは少し雰囲気が異なります。なんとも幻想的な空気を漂わせながら、可愛い中に優しさを感じるデザイン。透明窓から1つ1つ異なるイラストの描かれたネイルステッカーが顔を出し、周囲の包装と相まって、まるで1つの物語が詰まっているかのようです。

この独特な絵子猫氏のデザインには、女性を中心にTwitterでも多くの声が寄せられていました。

@esazx「幻想的なカラーで魔法のようなデザイン。とってもかわいいよね」
@mahou01031「キキララコラボかわいい」
@kittyumi「ずっと欲しかったやつGET。エコネコ×キキララ最強!!かわいすぎて、使うのもったいない…」

中身の商品のみならず、パッケージ全体に描かれたイラスト。全体の優しい色合いと重なり、それだけで女性の目を釘付けにしてしまうようです。中には「ケースだけでも欲しい」といったコメントがあるほど、デザインそのものに魅力の詰まったパッケージと言えるでしょう。極薄ネイルステッカーに限らず、ECONECOの商品をいわゆる“大人買い”してしまう方も多いようです。

パッケージに関する分析・見解

ECONECOの公式サイトを見てみると、絵子猫氏をまさに象徴するフレーズがありました。

「幻想的なカラーと多彩な画法を巧みに操る、色の魔法使い。」

【ECONECO公式サイトより引用(http://www.econeco.jp/free/profile)】

イラストそのものはもちろん、その色使いがあるからこそ醸しだされる雰囲気。パッケージから感じる印象も、まさに「色の魔法使い」と呼ぶに相応しいものではないでしょうか。また、絵子猫氏の活動について次のようなことも書かれています。

「『もっとアートで社会貢献』を目指し、学校での絵の講師活動や講演、子ども達のワークショップなど精力的に活動しています。」

【ECONECO公式サイトより引用(http://www.econeco.jp/free/profile)】

ただ描くだけでなく、自身のアートを通じて社会に貢献していきたい。その思いがあるからこそ、デザインから優しさが伝わってきます。パッケージに描かれたキキ&ララの表情を見ても、心が穏やかになってくるかのようにさえ感じます。

可愛いからこそ、女性から人気を集める。もちろん、それもあるはずです。しかしアートに込められた思いがあるからこそ、多くの人々を魅了するデザインが完成するのではないでしょうか。包まれた商品ではなく、パッケージそのものが主役として生きている。ECONECO「キキ&ララ 極薄ネイルステッカー エコネコデザイン/コスモ」のパッケージは、まさにそんなデザインと言えそうです。

今回のパッケージから学べること

今回のパッケージデザインでは、「色使いによるパッケージの雰囲気作り」を学ぶことができます。当然、キキ&ララのキャラクター特性も相乗効果となっていますが、色使いがデザイナー独特の世界観を表現しています。なんともいえない優しい雰囲気、ほっこりする雰囲気がありますね。

通常、商品パッケージといえば「捨てられるもの」と考えがちですが、今回ご紹介したようなパッケージであれば、Twitterで@esazx「幻想的なカラーで魔法のようなデザイン。とってもかわいいよね」という発言があるように、「捨てずに保管する」というようなパッケージの新しい活用シーンが想定できそうです。これが様々な商品で実現できれば、パッケージ戦略も大きく変わるかもしれません。

しかし、絵子猫氏と同じような世界観を作り出そうとしても、簡単にはできないでしょう。このあたりは、やはり、絵子猫氏の「強み」なのだと著者は考えます。あなたも、色使いによる独自の世界観を創り出し、強みの1つにしてみてはいかがでしょう?

(注)文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。